1951-11-15 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第19号
○兼岩傳一君 それでは、A国とB国があつて、この二つはこの第二次大戰において日独伊のフアシスト国家でなく、侵略国家でなくて、防衛の立場に立つた国で、そうして、それが旧敵国であつた日本、ドイツ、イタリアのような性格の国の侵略に備えて相互に助け合つて守ろうじやないかという防衛規定をきめたといたしましたときに、そのA、Bのその防衛同盟、友好同盟條約といつた性質のものは、この五十三條並びに百七條との関連において